子どもと関わる大人として思っていること

子どもと関わる大人として思っていること

先日、私が生き方や意見において尊敬する一人であり、友人(私の思い込み?)である若林さんの facebook での主張に関して、ちょっと意見が異なって(?)いて、でも一言で説明できなかったので、久しぶりにブログにしてみました。長文です。ご容赦ください。

ちなみに、今、クライアントのサイトのバックアップとリストアをバックグラウンドでしながら書いている状態です。www

今回記事を書き始めた理由の記事は以下です。

CoderDojo奈良・CoderDojo生駒 マインクラフトカップ2022について

https://coderdojo-nara-ikoma.github.io/blog/minecraft-cup-2022/

基本的に「マインクラフトカップ2022に応募しようと活動しましたが、断念した理由」を書かれています。まず、先に言い訳(?)させていただきますが、この決断を行ったことを批判したり非難する気は一切ありません。CoderDojoに関わる皆さんでしっかりと考えた上で決めたことでしょうし、子どもたちも理解した上での決断だったと思うからです。

では、何に私個人の意見として「うーーーん」となってしまったかというと、今回の課題に関して、現時点での若林さんの改善に対する結論が以下のように書かれていた所です。

「進行管理は大人が行う」

多分、この結論に辿り着いた理由の一つとして、(違うかもしれませんが)子どもたちに成功体験(納得して応募まで辿り着いた)をさせたいという考えがあるのでは無いかと思っています。それは悪く無いのですが、個人的な意見ですが大人が率先して失敗体験もしくは中途半端になってしまった体験も導くべきだと思います。そして、一旦は区切りをつけさせるべきかなと。

子どもたちに広い範囲(できればすべて)を任せる

私は、子どもたちに出来るだけ広い範囲を任せて、あくまで大人は管理はしない方がいいと思う教育理念を持っています。(もちろん、危険管理は別です。)子どもに関わる大人はあくまで複数の方向性を提示するにとどめる役割であった方がいいと思っています。なぜそう考えるかというと、大人が先回りすると子どもたち本人が自分ごとと考える癖がつきにくいのではないかと思うからです。

なぜ、私がそう思うかというと、今まで私が関わった多くの大人は自己解決能力が低いと思ってしまているからです。世界的に日本は特に低いと思っています。主観ですが。

もちろん、一定数の大人は、自分で考えて行動し、自分で取れる範囲の責任を考えて実行する力を持っているのを垣間見ています。若林さんも含めて Coder Dojo に関わる人の多くはその一人だと思っています。

ただ、私の今までの経験上、自分に関わる事象や課題に対して私事として自己解決に動こうと思っている人が少ないと思います。特にPTAなどに関わっているので子育てや子どもの未来に関して活動をしていると多く思います。

今まで私が関わった、多くの大人が口を揃えて言っているように感じるのが
「なんで私がそれをやらないといけないの?誰かにやってもらいたい」
「そんな責任がかかることはしたくない」
「私はそれをやったことがないから出来ない」
というような事なんです。

論理的に上記の反論をすることもできるのですが、人間は感情がある生き物で、弱気になったりすることもありますし、分からなくはありません。ですが、自分がやるべきだと思っていることに関しても上記のように考える大人が多いと思います。そして、個人的な意見としてこういう考えをする大人が多いのは、今までの教育に大きな原因があると思うのです。

私たちが受けてきた教育(1972年生まれ)

私たちが受けてきた教育の根底にあるのが、「平均化して失敗しないようにして生きること」だと思っています。もう、50年前の社会状況で作られた仕組みなので、50年前の状態を批判する気は一切ないのですが、この状況を令和の今でも続けているように感じる教育はどうなんだろうかと思ってしまうのです。

どなたかの言葉で私が初めて認識したか忘れたのですが、「学校は子どもが安心して失敗できる場所であるべきだ」という言葉に私は共感し感銘を受けています。また、それが理想だと思っています。

なのに、私が受けてきた教育の根底には「成功を目指し、失敗は恥ずかしいものだ」と刷り込まれてきた感覚があります。

なので、私に関わる子どもたちに「失敗を沢山してほしい。そして、その失敗から多くを学んでほしい。成功しなくていい。失敗から多くを学べた時点で成功だと思う」と私はいつも伝えています。そして、私の失敗談を多数話します。会社を倒産させて自己破産したことを話すこともよくあります。大腸全摘出をして、大腸がないことも包み隠さず話します。それでもほらみんなの前で笑顔で生きているよねって。そして、今でも挑戦をしているから失敗もたくさんしているよと。

自ら考えて行動して失敗をしないと本当の学びは少ない

んで、結論なのですが、できる限りのすべてを子どもたちに任せるべきだと思います。

なので、進行管理も子どもたちに任せるべきだと思います。
ただ、マネージメントの意識を持たせることは必要だと思います。私が子どもたちに社会で成功している人がよくやっていることとして伝える言葉の一つである「準備8割、実行2割」です。これを実践できるように導けたらいいなと。

私が中学校の部活動の中でおこなっていること

多くの Coder Dojo では小学生が多いので、私が関わっている中学生の部活動のやり方がそのまま使えるとは思いませんが、参考までに紹介したいと思います。

ちなみに、MinecraftCupへの参加が2022年の今年で2回目です。なので、まだまだ改善点は多数あると思うのですが、基本的に子どもたちが考えて行動し、それを大人はサポートすることに徹しています。でも、やはり学校の先生が関わるので、先回りしてしまっている部分もありますが、出来る限り自分達で気がついて改善できるように進めています。これが100%できていないのは事実です。

2021年最初の年にやったこと

まず、MinecraftCupに参加することを前向きに検討したのは、子どもたちからの希望です。顧問の先生から「子どもたちがMinecraftCupに参加したいと言っているのでご協力をお願いします」と連絡がありまして、検討することにしました。MinecraftCupの存在に関しては、部活動の中で子どもたちに何回か「こういうのがあるよ」と伝えていましたが、私や先生が主導して「MinecraftCup」に参加しよう!とは意識的にしないようにしました。一度、先生からそういう打診がありましたが、子どもたちの自主性を尊重することと、学びのために子どもたちがやりたいと言ってきたら全力でサポートしましょうということで話していました。

そしてMinecraftCupに参加を検討してから、私以上に顧問の先生や校長先生が教育委員会と多くの折衝をしていただきました。基本的に、地方の教育委員会は「Minecraftってゲームでしょう?」という姿勢です。教育版があり、世界的には教育で活用されていると幾ら説明しても、「子どもは管理しないとゲームをやり続ける」という考えが染み付いていました。ただ、今回の件で運がいいことがありまして、教育委員会の中の方でMinecraftCup に関わっている方がいらっしゃったことです。その方のご協力を元に、1年をかけて教育委員会に説明をしてMinecraftCupに参加することができるようになりました。

ちなみに、今回の件で、「子どもは管理しないとゲームをやり続ける」という事実はありませんでした。その理由の一つになったのは、子どもたちにMinecraftに関連する部活動でのルールを作ってもらったことです。子どもたちがそのルールを部活動の顧問に出して、顧問と学校及び教育委員会で検討してもらって、活動できるようにしたのです。

ここまではちょっと話がずれましたが、MinecraftCup に参加できるようになるまでの経緯です。そして、参加できる準備が整ってから、保護者と子どもたちに説明を行いました。

最初の目標はどんな形でも応募すること

そして、部活動の希望者のみ MinecraftCup に参加するということです。希望者以外は scratch や他の活動をする形で行いました。活動は基本的に学校で行うのですが、様々な家庭環境があり、家庭での考え方が多様性を尊重した形です。なので、一定数は MinecraftCup に参加していません。

また、最初の目標は「応募すること」にしました。これも、子どもたちと一緒に決めた内容です。私も顧問の先生も含めてですが、初めての活動なのでどうなるか分からないのですし、今回の件に関しては多くの大人が尽力してくれたこともあるので、その方達に感謝を伝えるために「応募」を目標にしました。

また、もし応募ができなかったとしても良いと。でも、できる範囲で考えて行動しようと伝えました。初年度の活動だったので、いろいろ問題はありました。途中でチーム参加者が不参加になったりなど。ただ、そのすべてを認めました。色々とモヤモヤした子どもたちもいたと思います。ただ、基本として「強制をしない」ことと、様々な考えや状況を尊重することを大事にするようにしていたので、多分学校生活で大きな問題は起こらなかったと思います。私の知らない部分で起こってしまっていたかも知れませんが、その場合は申し訳ないなと思いますが。

正直に言って、最初の計画通りに行ったチームは確か無かったかと思います。初年度は本当に申し込み締め切りの前日にどうにか全てが揃った(正直子どもたちも納得はしていない部分はあったと思います)感じでした。そして、当初参加したチーム全てが応募することができました。

もちろん、技術というか学校のソフトの制限で1分の動画の編集は私が全ておこないました。動画の録画は子どもたちの操作を録画した形です。

今年はこんな感じで MinecraftCup は活動しました

そして、去年の体験をした子どもが中心に今年はスケジュールを作りました。今年は私が9月の頭に九州出張があったので、動画録画を9月1日までに終わらせるなどの制約もありましたが、そのためのスケジュールを作り、子どもたちがそのスケジュールに合わせて完了しました。実のところ、私の方が仕事が忙しくて、スケジュールを1日押してしまったということがありますが。。。子どもたちはドタバタしながらも大枠スケジュール通りにまとめてきました。

あと、去年と違って、今年やってよかったよねという内容は中間報告会を催したことです。応募までの中間ぐらいの時期に、どこまで出来て今後どうする予定ということをみんなの前で話す機会を作りました。そして、その時に他の子どもたちの意見も聞いたりできるようにしました。これによって、残りの時間を意識することと、新しい視点も少し手に入れられたのではないかと思っています。

んで、今年もやっていて思ったのが、どのチームもほとんど、当初の目標通りに行っていないことです。

実は去年の経験をもとに、私や顧問の先生と共有した認識があります。「まちづくりに完成形はない」という認識をもとに、最初の計画通りに作らなくて、作っている上でのピボットも大いに歓迎しようと。より良いものを作るためには、途中でこっちの方がいいんじゃない?という柔軟な考えがないとより良いものは作れない。計画や準備をすることは大事な要素だけど、計画通りにすることが最終目的ではなく、その時点でより良いものを作ることが最終目的であるはずと。

そんな感じで、今年も完成した5チームのまちはすべて素晴らしい出来だったなと個人的には思っています。今のベータ版として、あの子たちの一番の出来だと思っています。

私の考えとしての結論

そして、これは若林さんなどへの提案的な提言になると思うのですが、「応募すること」を目標にして次回は参加されたらいいのではないかなと。

私たち大人の仕事もそうですが、一般的に期限というものが定義されているはずです。その期限内にどこまでより良いものを作れたかによって仕事は評価されると思います。このMinecraftCupなどは、その子どもたちの練習として利用したらいいのではないかと。

期限があるからスケジュール管理も含めて、マネージメントが必要となってくるし。

そして、そのマネージメントを大人がやっちゃうと、せっかくの子どもの学びの機会を奪ってしまうことになるのではないかなと。子どもたちがやりたいという物事に関しては、自分ごととして考えているはずなので特に。

また、もし応募出来なくなってもいいよと。ただ、応募出来なかったときは、どうしてできなかったのかをしっかりと考えようと。犯人探しをするのではなくて、未来へ繋ぐ経験のために考える形で。

と、つらつらを書いてみましたが、我ながら文章力がないなと思いつつも、多分、大枠わかってもらえるように書けたのではないかということで、公開することにしました。

一意見として、皆さんの参考になればと。

追伸 – ちなみに私はマインクラフトをほぼやったことがありませんし、やっていません。出来る子どもたちに教えてもらったり、ググってその場で解決方法を一緒に見つけたりしています。あくまで、一緒に目標に向かってサポートする形に徹しているだけです。それでも、意外とうまく行っています。

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Minecraft を使える環境一覧

中学校の部活動をリモートですることを提案したので、リモートでする場合に必要な環境を調べてみました。

環境条件

今回は、チームを組んで、Minecraft のマルチプレイをするため、パソコンと Nintendo Switch の利用者が多いと思うので、Realms を利用出来ることを前提で調べてみました。

以下のソフトウェア費用など以外に Wifi などのインターネット通信費用が別途必要です。Switch などを利用する場合はスマートフォンのディザリングを使うと通信量をとても消費しますので、Wifi や家庭 LAN を利用するようにしてください。

Nintendo Switch の場合

必要な費用

  1. Minecraft 3,960円 購入リンク先
  2. Nintendo Switch Online 1か月(30日間)306円(税込)購入関連リンク

スマホもしくはタブレットの場合

必要な費用

パソコンの場合

必要な費用

※注意事項: 2020 年 12 月 1 日以降、Minecraft Java Edition を購入してプレイするために、Microsoft アカウントの取得が必須になりました。まだお持ちでない場合は、無料で作成できます。

PlayStation4 の場合

必要な費用

PS4 Minecraft 2,640円

Xbox One の場合

必要な費用

Xbox 版 Minecraft 2,640円

コロナ対策について思うこと

コロナ対策について思うこと

新年早々ですが、ちょっと炎上しそうな内容を書いてみようと思います。故意的に炎上しようとは思っていないのですが、これに関して個人的な意見を書くと反論したがる人も多いよなと思うだけです。

個人的に私のことを知っている人は分かると思いますが、色んな意見があるのが個人的に楽しいと言うか面白いなと思っているので、私の意見に反対される方も好きです。どちらかというと意見を言わない人のほうが好きじゃないかな。でも、それぞれに事情もあるでしょうから意見を言わないという選択肢を選んだ方も尊重すべきだと思います。

新年早々の緊急事態宣言が検討

これに関しては、正直に言って、人それぞれでポジショントークがあるという認識を持つべきです。

例えば、飲食店のオーナーで経済が大事だとか、観光業界の人にとっては確実に経済的影響が出るのは見えているので、ちょっと両手で賛成とは言えない事があると思います。

ただ、医療機関の現状を見てみて、影響が2週間後に出るということを考えると以下のようなニュースなどを見ると、そりゃやばいんじゃないのか?2週間後!と思う人が居ても、不思議ではないと思います。

なぜ年末年始の移動に変化なし? コロナ禍で自粛しない人々 1月には緊急事態宣言も?
https://news.yahoo.co.jp/articles/658071a1b0fdb40cfb05d96f5867875c4a8a56b2

東京都と近郊の都道府県の知事が緊急事態宣言の要望を出したことによって、2回目の緊急事態宣言が発令されそうですが、安倍前首相と違って、今回菅首相は言葉を悪く言うと歯切れが悪い「検討」ということで、首相会見を終わらせました。個人的には「スパッとしないな」と思ったのですが、今の時期は中学校、高校、大学の受験前で非常に難しい(ナーバスな)時期で、もしかしたら文科省との調整があるのかもと思った矢先に、夕方に「小学校、中学校、高校には休校要請はしない」と発表がありました。

学校を休校要請しないことについての議論

これに関しては、様々な意見が正直あると思います。各国で休校対応も違いが見られます。

山中伸弥教授の以下のページが論理的にエビデンス(証拠)を元にした現状(ちょっと古いかも?)が掲載されていますので、それを参考に現状を冷静に見る必要があると思います。

証拠(エビデンス)の強さによる情報分類
https://www.covid19-yamanaka.com/cont7/main.html

各国の対応は異なりますが、それはそれぞれの国の方々が考えた上で決断しているということも把握しておくべきです。漫画の読みすぎで、悪代官的な人が居て私利私欲のために選択していると思っている人もいるようですが、世の中そこまで単純ではないと思います。(少しはあるかもですが)

「あの国の対応は良かった!」というのは結果論です。それこそ、5年後にしか結果は出ません。今は政府としては国全体を見て最適解を選ぶように動くべきだと思いますし、現状個人的に日本ではそれが出来ていると思います。ちなみに意思統一してからの判断は今の状況では現実的ではありません。トップダウンも仕方ない状況だと思います。

そんな中で休校要請をしないことに対して、「人の命を何だと思っているんだ!」とか「私の子どもの命を守ってくれ」とか言っている人がいますが、まずは100%の感染を断絶するなら家から一歩も出さないことです。そして、両親もですね。今、子どもの感染の主たる要因は保護者からの感染です。さて、それを棚に上げて、休校要請をすることにどれくらいの意義があるのでしょうか?

また、変異体は子どもへの感染力が高いというのも報道されていますが、エビデンスがまだ乏しいことと、合わせて報道されているように重症化リスクは低い可能性が高いです。

そして、大抵、休校要請を提言する人は「国民はもっと怒るべきだ!」とか書いていますが、感情的になって何の意味があるのでしょうか?もちろん、自分の子どもが感染してしまったら感情的になるのも分かりますが、感染すらしていないのに感情的になって冷静な分析は出来ていませんと、自分で言っているようなものです。
人間、感情的になっているときが一番失敗しやすいんです。大人なら体験している人が多いと思います。もちろん、人間は感情の生き物なので一時的にそうなっても良いと思いますが、人間は反省することも出来る生き物です。感情的になったら、少し置いて「ステイクール」になって、考え直すべきです。

感染症の責任は誰か個人や一つの組織に押し付けるものではない

そもそも、感情的に批判する人の傾向としては、自分以外の誰かのせいにしておきたいという傾向があります。自分が悪くないと思いたいのです。

個人的に何も悪くない人は誰もいません。万事、自分に関わる良いこと悪いことに限らず何かしら原因を作っているはずです。

感染症は例えが悪いかもしれませんが、突然落ちてきた隕石みたいなものです。あとは、どう対処するかを考えるだけで、その中で失敗する生き物は滅んでしまうし、運良く成功した生き物は生き残る形です。今、恐竜のように進化せず他人のせいにすることで安心する選択肢を選ぶのではなく、哺乳類のように寒い環境でも生きていけるように進化するのか考えて行動すべきなのだと思います。

未知のものと戦うということがどれだけ難しいかは、想像力を持っていれば分かるはずです。正直、試行錯誤の連続ですし、臨機応変の対応も必要で、朝令暮改も必要になってきます。そういう状況に慣れていないということで、攻撃するのは、果たして正しい選択及び進化なのでしょうか?

まずは一人ひとりができることをする

大事なことは、見知らぬ他人のことは置いておいて、一人ひとりが出来ることをコツコツとすることだと思います。

手洗いうがい、マスク着用
家族以外との外食を避ける
密となる外出を避けること

とりあえずは、これくらいじゃないかなと思います。あとは、国や政府の指示に従い、もちろん意見を言うことは良いと思いますが、感情的に批判(皆そう思っている!などの根拠のないものも含めて)をするのではなく、論理的に意見を書くようにしたほうが良いと思います。文字には言霊というのがあって、拡散されて悪意に満ちることは過去に何度も証明されているのですから。

個人的なコロナ対策で国にしてほしいこと

個人的な意見として書くのですが、やはり外出禁止令などを制定して規制を守らない人を犯罪者として扱えるようにして法制化すべきだと思います。

もちろん、大戦前に日本が軍事国家になったのは、そういう法律が多数あったから、もう二度同じ法案を作らないほうが良いということは分かります。ただ、他国を見ても刑罰をもって対策をしないと、この多様性の社会の中で感染症対策をすることは至難の業ではないかと思います。

また、外出自粛要請に対応している日本国民が不満を持っているのは、その要請に対応しない国民がまあまあな数いることじゃないかなと。それを抑制するためにも、緊急時(戦時対応は除き、感染症対策の場合に限り)に外出禁止令を発令できるぐらいまでに法整備をしておいたほうが良いのだと思っています。

実は感染したら死ぬ可能性が高い私

ちなみに、私は病気の関係で大腸を全摘出しています。そのため、消化器官が普通の人より弱い状態で、コロナに感染すると重症化リスクの高い部類となります。コロナでは死なないかもしれませんが、それが併発して重症化する可能性が高いです。そして、死ぬもしくは重度障害者になる可能性が他の方より数段高いです。そんな私だから思うのかもしれませんが、家族から感染したとしても家族やそれに関わる人を批判するつもりはありません。だって、現時点では、社会という枠組みの中で生きている限り感染リスクは少なくとも持っているわけです。もちろん、私自身にも感染リスクは有るわけで。

そんな中では自分がまず出来ることをして、家族に情報を共有してそれを推奨(説明なしの強制は良くないし、実効性が低い)していくのが、自分自身や家族を守る手っ取り早い方法だと思います。

感情的にならずに、自分自身で出来ることをコツコツとやっていける人が、必然的に残っていくのかと。怒ると免疫力も下がると言いますし、日常生活の些細なことで笑いながら今を生活するのが一番ではなかろうかと。

追加参考資料

児童生徒の感染、半年で6千人超 年末1カ月で倍近くに
https://www.asahi.com/articles/ASP15645CP15UTIL03G.html

冷静に細かな以下の数値で判断すべき。全体数で判断は危険。感染源は家庭など大人から。
『文科省によると、6159人のうち、家庭内感染は3341人(約54%)▽学校内感染は964人(約16%)▽家庭・学校以外の活動・交流などでの感染は511人(約8%)▽経路不明は1303人(約21%)』

※ちなみに平成30年の人数ですが、小中高生の合計数は、15,094,430人で学校内・家庭学校以外・不明を足した数で確率を出すと0.02%。 こういう数字と冷静に見たほうが良いと思います。

日本におけるボランティアの意識調査結果(twitter メインで2020年9月末に実施)

日本におけるボランティアの意識調査結果(twitter メインで2020年9月末に実施)

ちょっと、先月まで忙しすぎて9月に行ったアンケートの考察が出来ていなかったので、今更ながら実施です。ちなみに今も多忙ではあります。www

アンケートを2段階でやってみた

実は、今回のアンケートは2段階でやってみました。というのが、まずは私のPTA用のtwitterアカウントでアンケートを取ってみたんです。まずは、自分のフォロワーをメインに聞いてみて、それが終わったら、お金の力を使って、普通の人に聞いてみるという形です。

まずは、フォロワーメインの結果

簡単に言うと自分のフォロワーにアンケートの回答をお願いした形だけでしてみました。最初の1日目です。その結果は、意外とボランティアに前向きな人が多いという結果になりました。

最初の1日目はフォロワーがメイン

画像での説明になっちゃいますが、56名の方が投票して頂いて、上記のような結果になった感じです。アナリティクスを見るとまあまあな投票率です。808名に表示されて、94回詳細を見られて56票投票してもらったということなので。

twitter のアナリティクスの途中経過

ボランティアに対価を求めないが69.6%

日本も捨てたもんじゃないのでは!と思ってしまいました。爆(次に続く)

次に広告を使って幅広く聞いてみた

次に幅広く広告(お金)を使って聞いてみました。これも、先と合わせるために1日間に絞って行いました。金額は具体的に書きますが、10,000円使いました。流石に、個人でこれ以上は出せないかなと。。。笑

年齢制限無し、日本国内を対象という、幅広く聞いてみました。

その結果がこれです。

「ボランティアをするなら、メリットが欲しい」が28.3%と主流派に。

主流派と言いつつも、意外と4つが平均的に別れたなと思います。

ちなみにアナリティクスは以下です。

約56,000回表示されて、7,221投票してもらえたことになります。単純計算すると、約13%の投票率です。ネットのアンケートとしては高い方ではないかなと。

ちなみに性別や地域とかも、ある程度分かったので、投票してもらった方の情報はこちらです。

性別

やはり、twitterでしたので、男性が多かったです。男女比率は3:2でした。でも、まあ、女性も多いほうかなと。

年齢と都道府県・地域

年齢や地域はかなりバラけたほうじゃないかなと思います。
生データを貼り付けていますので、細かく見たい方は画像をクリックして見てみてください。ただ、分け方が微妙なので、ちょっと分かりにくい感じです。ただ、ある程度はバラけている感じは受けます。まあ、ネットのアンケートなので、年配の方は少ないかなと。

年齢
都道府県・地域

客観的に全体の結果を見てみると

「ボランティアをするなら感謝されたい」= 25.8%
「ボランティアをするならメリットが欲しい」= 28.3%

となりまして、何かしらの見返りがほしいと思っている方は54.1%と過半数を超えているということです。

そして、「ボランティアをする気がない」 = 24.2% ということで4分の1の人はボランティアには参加する気がないという形でした。

そして、私のフォロワーメインの結果としては一番多かった「ボランティアをするからといって何も要らない」= 21.6%と全体の約2割となりました。

※注意事項:あくまでこのアンケートはTwitterで無作為にしたもので、

田中の主観を入れて考察

ここからは、田中の主観を入れての考察を書かせて頂きます。あくまで、考察なので正しいかどうかの判断は個人にお任せしますので、ご承知ください。

シンプルに私のフォロワーはPTA関連に興味がある人が多かったので、ボランティアに対しての意識が高いというか、無償の精神?的なものがあったのかなと。

それに対して、一般の方の半数は「ボランティア=仕事」に近い理解をされているのではないかなと。報酬がお金以外でもと考えると、こういう風に考察されました。

また、一般的な人としては、ボランティアに対して前向きな人は2割程度なのかなと。

色々なビジネスなどでよく言われるのですが、ニッパチの原理というのがあるのですが、それに当てはまるのかなと。

「8割のボランティア活動は2割のボランティアで形成されている」

こんな感じなのかなと。

そう考えると自治会やPTA等においては2割のボランティが参加すれば、8割のボランティア活動が成り立つのかなと。

極論ですが、自治会やPTA活動(ちょっと広義の方)をする人が2割いれば、PTA活動は成り立つのではないかと。

あと、逆の理論で以下もあるのかなと。

「8割のボランティアへの否定的なイメージは2割の否定派で作られている」

これはちょっと飛躍しているかもですが、多分近いのではないかなと。

あと、PTA活動としては、少なくとも2割が非会員になるのは普通なのかなと。そして、活動をする人も2割で良いのかなと。8割加入の2割の人が活動してくれるようなPTAにすれば、多くの人が幸せな感じで過ごせるのではないのかなと。
理想なのかもですが。

皆さんは、この結果をどう思われましたか?ボランティアに対して多様性を持って主体的に考えてもらえたらと。

さて、久しぶりに個人ブログを書いてみる。

最近、いろいろな活動をしていてふと思うことがあったりして、それに対する考えを個別に説明するのが少し面倒になってきた感じがするので、ブログに書いていこうかなと思っています。

三日坊主にならないようにしようと思っていますが、三日坊主になったらごめんなさい。

一週間に一件ずつでも書けたら良いなと。

多分、仕事のこととか、ボランティア的な活動のこととかがメインになると思います。また、あくまで個人的な意見なので、正しいか間違っているかは、人それぞれだと思います。

ドイツのナチスの人たちはその時はそれが正しいと本当に思ってやっていたと思うし、軍国主義だった日本も。

その人を避難するよりも、そういう組織を作ってしまった社会に疑問を呈して、変われるなら変わってもらえたらなと。もちろん、変われない組織もあるし、組織を変えるときは必ずそれに関わっている人が大事なので。

関わっている人たちが変わる必要がないと思っているなら、変わらなくて良いと思う。それが結果的に組織の崩壊につながるかもしれないし、組織の栄光につながるかどうかは未来でしか分からないことなので。そういう事も含めて関わる人次第。

関わりたくない人が多い組織は、そのまま行くべきかどうかなんてことは俯瞰してみれば分かるだろうけど、どうすべきかは関わる人が考えるべき。関わらないという選択肢はあなたにもあるのだから。

てな感じで、次からもう少し具体的な内容で書いていきたいと思います。まずは小手調べ的な感じの書きはじめで。。。

色々と文句を言う人の理論

色々と文句を言う人の理論

最近、色々と文句を言う人が近くにいて、ふと思うのだけど、大抵文句を言う人はリスクを取って動くことが出来ない人なのかなと。

そして、失敗や欠点を見つけると、その原因を指摘して、徹底攻撃して自分のできている部分を強調して安心するんだろうなと。

文句を言う人は「叱り方」を知らないのだろうなと。「怒ること」と「叱ること」とは、似て非なるものだと個人的には思っている。

「怒ること」とは基本的に感情的な感じで、責めるだけで前向きではない。しかも、自分の都合良いように動かないから「怒ること」がほとんど。議論中に怒るのとか、端的な例。だから、怒られた人達は怒られないようにするために、嘘を付いたり、隠したりするようになる。怒った人達は自分が怒ったからそうなったと思わず、相手の人間性を責めて、相手のせいにする。そう、基本的に怒る行動自体が自分の希望に沿っていないから行っているのだけど、それに気づかず相手が悪いと決めつけているからなんだよね。そして、自分の周りには結果として本音を言ってくれる人が居なくなるという。

それに対して「叱ること」とは、責めはするけど、何が悪かったのかということと、今後どうしたら良いのかを一緒に考えることだろうなと。尊敬できる親や学校の先生などはこれがしっかりと出来ている。そうすると叱られた人は自分で考えるようになる。そうして、叱られないように考えて行動が出来るようになる。これを、面倒だけど何度もするのが教育かなと。

大人もそうだけど、子どもは尚の事、繰り返さないと出来ない。最近、なんか頭のなかに残っている山本五十六さんの名言を思い出すとやっぱり真理だなと思う。

まあ、私もこんな偉そうな事書いているけど、全然出来ない人なのでもっと努力しないとなと。爆

次期バージョン、WooCommerce2.7のお話

次期バージョン、WooCommerce2.7のお話

この記事はWooCommerce Advent Calendar 2016の15日目の記事です。

ふう。先週、ちょっと某所のメールアドレス乗っ取り事件など予定外の仕事が急遽入ったりして、仕事が詰まってしまって、大変でした。

さてさて、来年2月(多分下旬)に公開予定の WooCommerce 2.7 の最新情報をお送りします。

β版が2016年12月15日にリリースされたので詳細はこちらのブログで公開しておりますので、御確認ください。

WooCommerce 2.7 β1 バージョン公開

さてさて、今回のアップデートは結構トラブルが発生する可能性があります。特にテーマやプラグインに起因する障害は前回の2.6以上に多い可能性があります。

まずは、CRUD関数への移行に伴うテンプレートの変更は大きいです。正直、ズレは怒らないかもしれませんが、以前のままですと表示速度の改善が見られない可能性などがあります。

特に変わるのが、商品ページの画像表示。今まではテーマなどで変更されていた画像ギャラリーの色々な見え方が標準で対応出来るようになりました。ズームとか色々出来るようになったので、素敵なのですが、過去のテーマを使っているとズレることもあるかもです。あまりないと思いますが、javascriptの競合なども可能性としてはあります。

詳しい部分は上記の記事を見てもらえたら分かるかと思いますが、プラグイン等が問題を起こす可能性がありますので、各バージョン対応状況などを把握した上でアップデートする必要があります。

βバージョンが公開されましたので、保守運営をされている方は早めに動作確認を進めることをお勧めします。正直β2ぐらいからでいいとは思いますが。

ちなみに、今度のコードネームがBionic Butterflyというのですが、ロボット蝶?とでも約したら良いのでしょうか?はじめて、昆虫というか虫のマスコットが表れそうです。

マスコットのデザインも結構楽しみな感じです。

あと、色々な所で公開されている情報から、Apple Payの決済プラグインが開発を開始したそうです。また、Salesforceと連携するプラグインも開発が開始されています。

世界的な広がりはまだまだ進めていくような感じですね。

WooCommerce にも最適な KUSANAGI の訳 〜 WooCommerceの開発者とECサイト運営者の視点

WooCommerce にも最適な KUSANAGI の訳 〜 WooCommerceの開発者とECサイト運営者の視点

どうも、 WooCommerce をいじり倒している田中です。

この記事はKUSANAGI Advent Calendar 2016 16日目のエントリーです。

他の皆さまが技術的なKUSANAGI が早いよ〜!と言う事を書かれているので、筆休めといいますか、「技術のこと分からんけど、KUSANAGI ってどういう場合に最適なの?」と言う事を、運営といいますか、経営などの視点から出来るだけ分かりやすく書いてみようと思います。

さてさて、「KUSANAGI = PHPのCMS系などが爆速になる」というイメージを多くの方がお持ちかと思います。はい。その通りです。ですが、他の選択肢がないの?と言いますと、それはもちろんあります。ですので、ネコも杓子もKUSANAGI が良いとはならないと思います。ですが、以下の2点で考える時には良いのではないかなと。

  1. サーバー構築及び運営費用をあまり出せない
  2. サーバー会社を限定できない

サーバー構築及び運営費用をあまり出せない

まず、爆速のサーバー環境にしたい場合に多いのが、そのサイト及びサービス独自にサーバー技術者などが付いて、独自にサーバーをカスタマイズしていくというパターンです。
それ以外にAWSなどに多いのですが、KUSANAGI のようなパッケージがあり、それを導入するというパターンです。
上記の2点は簡単に言うと、メリットとしては自由に色々とやることが出来ますが、デメリットは費用です。技術者を雇ったら人件費が掛かりますし、パッケージ使用料がかかるパッケージが多いです。(※もちろん、パッケージ費用のかからないものもあります。)

ということで、お金が湯水のようにあって、ガンガンやるんだ!という方々にはKUSANAGIは一つの選択肢でしかありません。
ですが、初期導入やスタートアップ、もしくはアーリーステージのビジネスをされている所では、サーバー運用費がそこまで出せないのは現実問題としてあります。そういう方々には運用・サーバー構築作業を含めコストメリットはかなりあるかと思います。また、適切なクラウドサーバーを選べばスケールアップもサーバーを変えること無く出来ますし、儲かったらKUSANAGI を開発しているプライム・ストラテジー様に直接サーバーの保守などのお手伝いしてもらうことも出来ます。

「KUSANAGIフルマネージドサービス」

サーバー会社を選択したい

また、大手企業様では、色々な政治的な関係で使えるサーバーが制限と言うか限定されることがあります。「当社はMSと取引が多いので、Azureを使いたい」とか、「IBMでサーバー契約しているからIBMでの契約をしたい」とか「GMOとの取引が多いからGMO系のサーバーが良い」などなど、良い悪いは別として、そういう事が日本の大企業や中規模の企業ではよくあるのですが、KUSANAGI は多数のプラットフォームに対応しているので、融通が非常に効きます。

KUSANAGIがご利用いただけるパブリッククラウド

 個人的な意見としては、クラウドサーバー系で技術などにおいて AWS がやはり一歩先を行っていると思っておりますが、現実問題としてこういうことがあるので、KUSANAGI は様々な企業内で提案しやすいサービスだと思います。(ちなみに、KUSANAGI は AWS でも使えます。)

と、ここまでが経営者的に視点での、KUSANAGI が良いんじゃないかなと思われる点です。書いています通り、上記のような条件の時に良いだろうということで、そんな条件が無ければKUSANAGI を選択肢の一つとして考えれば良いと思います。サービスにはそれぞれにメリット・デメリットがありますので。

次からは、ECサイトを運営する立場といいますか、私の本業というか WooCommerce に絡むKUSANAGI が良いんじゃない?という部分を書きたいと思います。

  1. ECサイトはキャッシュ処理でページ表示速度を上げたくない
  2. アクセス数よりもセッションやクエリー処理が気になるECサイト
  3. 手動でもスケール(メモリなどの増減)が出来ればとりあえず大丈夫かな?

ECサイトはキャッシュ処理でページ表示速度を上げたくない

ECサイトの場合、急な商品価格の変更や売れ筋商品ランキングなどリアルタイムに変更してそれを表示したいという必要があります。その時にキャッシュ処理がされていて、更新がされないというような事が起こると非常に困ります。ですので、キャッシュ処理をしなくても十分早く表示できるサーバーのほうが良いのです。
WordPressのキャッシュプラグインの中には、ページが更新されたらキャッシュを削除する処理などがされていることが増えてきて、価格変更などには更新作業をするので問題ない場合もありますが、商品ページで在庫を表示する場合やウィジェット的な部分などで商品ランキングなどを行うと、やはり全体としてキャッシュ無しで動かせた方が良いのです。
また、買い物カゴ(カート)処理や決済処理のページはキャッシュ化するとそもそも問題が発生するページがありますので、キャッシュ無しで早いというのは魅力的な部分なのです。
もちろん、KUSANAGI の機能の中にキャッシュ処理があります。ですが、そもそもの開発の経緯の中でキャッシュ処理をしなくても早く動かせる仕組みがなされています。これは、意外とECにおいては重要です。

ただ、もちろん商品ページの表示速度はECにおいては死活問題です。商品ページを表示するのに時間がかかる場合、商品購入の意志が弱くなるということは経験的にも、研究結果としても証明されていますので、商品ページの表示スピードは大事です。それにおいて、KUSANAGI のキャッシュ無しでの処理能力は十分だと思います。商品ページのコンテンツ内容にも寄りますが。

アクセス数よりもセッションやクエリー処理が気になるECサイト

そもそも、ECサイトはコンテンツサイトと比べてアクセス数が少なくても収益化が出来ます。

コンテンツサイトはPVを多数稼いで、その上に広告を表示したりアフェリエイトリンクを表示させることによって収益を出しています。ですので、広告クリック率が2%でワンクリックの収益が10円だったとした場合、10万円稼ぐためには50万PVが必要となります。
計算式:100,000円(売上)÷10円(ワンクリック)÷2% = 500,000(PV)

それに対してECサイトの場合は、平均顧客単価が6,000円で粗利率が40%で購入へのコンバージョン率が1%で平均閲覧PVが7PVだったとした場合は、約3万PVで大丈夫なのです。
計算式:100,000円 (粗利益)÷(6,000円×0.4)÷ 1% × 7PV = 29,166…..(PV)

あくまで、この数値はザックリとした一般的な数値を想定したものです。コンテンツサイトの状況や、ECサイトの取扱商品などによって大きく変わるのですが、一般的な感覚では大きなズレはないと思います。ということは、ECサイトの場合はアクセス数に耐えうるサイトよりも、カート処理が同時に沢山できるサイトが非常に大事な要素になります。そういう点でもKUSANAGI は十分な処理能力を持っています。

手動でもスケール(メモリなどの増減)が出来ればとりあえず大丈夫かな?

これは、アクセスの集中という問題です。ECサイトである話なのですが、福袋やセールのシーズンにはアクセスが集中してサーバーがダウンする事があります。ただ、常にアクセスを集中するかもしれない状態に備えていてはサーバーの運用コストが高くなってしまいます。ですので、売上が上がる時期だけサーバースペックを上げることが出来るサーバーであれば、サーバーの移行などをしなくてもスムーズにサイト運営することが出来ますので、メモリなどを増減できるパブリッククラウド系のサーバーを選べば非常に便利です。
もちろん、アクセス数などを判別して自動的にスペックを増減できるシステムも便利は便利ですが、運営者がサイト状況を把握しながらすれば、良いという点ではとりあえず増減処理がリアルタイムに出来ればそれでいいかな?と思います。

単純なアクセス集中シーズンに限らず、ECサイトというのはリピータ客を囲い込み売上を上げていく形を目指すことが多いので、中長期的にもサーバースペックを上げていくことが多いです。この場合もクラウド上でメモリなどをアップグレードしていくことが出来れば、サーバーの移転コスト等を考える必要がなくなります。

最後にECは継続運用できるシステムや環境が必要

そして、最後にKUSANAGIが EC サイトにとって良いと思われる理由の一つは、KUSANAGIはオープンソースライセンスです。ちょっと不謹慎な事を言いますが、万が一プライム・ストラテジー様が買収されたり方向転換をされたとしても、ユーザーが多ければオープンソースライセンスは多くのコントリビューターによって、大抵生き残ります。現在、ユーザーが増えている現状のKUSANAGIを見る限り、サービスの継続性はかなり高いのではないかと思います。

また、同様の理由で世界の30%のシェアのあるWordPress上で動き、ECサイトの30% を占め、Automattic が運営している WooCommerce は継続性の可能性が非常に高いので、是非ともECサイトを検討される場合は、WooCommerce 及び KUSANAGI のセットをご検討ください。

ちなみに、KUSANAGIとWooCommerceの関係は良いですよという記事はこちらを参考に。

KUSANAGIでWooCommerceを使ってみよう!

と自分の関連するサービスを結びつけて、お後がよろしいようで。爆

最後に:私の経験上、サーバーやサービスは一概にこれが良いということは無いです。サイト及びサービス運営者の状況や条件・環境によって変わりますので、あくまで参考意見としてこの記事を御覧ください。

WooCommerceの定期購入のAction hook -その1-

WooCommerceの定期購入のAction hook -その1-

定期購入のプラグインを色々と開発しているので備忘録がてら、こちらで公式サイトの内容を翻訳します。定期購入のプラグインを作ろうと思っている健気な方はご参考にいただければと思います。爆

結構大変です。ちなみに、一般的な決済に関する部分は2016年5月現在では頑張って下さい。私が将来余裕が出て作ることが出来たら説明ページを作るかもしれませんが、今の所作る予定がないので。

では、以下のページの翻訳(誤訳があったらゴメンなさい)です。

Subscriptions Action Reference

アクションフック名 : ‘scheduled_subscription_payment’

フック説明 : 定期決済が定期的に行われる際に必要です。例えば、毎年50ドルの定期購入の場合、このフックは1年に1回、最初の購入した時に実行されます。的購入のsubscription_key と user_id は、このアクションにフック関数を通して渡されます。


アクションフック名 : ‘scheduled_subscription_payment_{$gateway_id}’

フック説明 : ‘scheduled_subscription_payment’アクションのように定期購入の支払が行われる度に実行されます。違いはこれは決済方法ごとに対応を変えることができるということです。渡されるパラメーターも変わります。subscription_key と user_id の代わりに、$amount_to_chargeで支払総額(様々な商品代以外の価格を含んで)を渡し、購入された定期購入はWC_Order オブジェクトに含まれ、 WC_Product のIDが定期購入商品です。


アクションフック名 : ‘scheduled_subscription_expiration’

フック説明 : WP-Cron の処理が実行され、定期購入の期限が切れる場合に実行されます。 定期購入の subscription_key と user_id がこのアクションにフック関数を通して渡されます。


アクションフック名 : ‘woocommerce_subscriptions_activated’

フック説明 : WordPressのサイトで WooCommerce Subscription plugin が有効化された時に一度だけ実施されます。


アクションフック名 : ‘woocommerce_subscriptions_deactivated’

フック説明 : WooCommerce Subscription plugin が無効化された時に一度だけ実施されます。


アクションフック名 : ‘woocommerce_subscriptions_product_options_pricing’

フック説明 : 管理者ページで商品価格オプションが編集された時に実行されます。


アクションフック名 : ‘activated_subscription’

パラメーター :
$user_id Integer 定期購入が有効になった人のユーザーID。
$subscription_key String ユーザーアカウント上で有効になった定期購入のキー。

フック説明 : $subscription_keyで特定され、$user_idで有効であると特定された定期購入に関してこのアクションはトリガされます。


アクションフック名 : ‘cancelled_subscription’
パラメーター :
$user_id Integer 定期購入がキャンセルされた人のユーザーID
$subscription_key String 定期購入がキャンセルされた定期購入キー

フック説明 : 定期購入が管理者によってキャンセルされたり、決済システム側でキャンセルされたり、ユーザーアカウント上でキャン申された時に実行されます。


アクションフック名 : ‘subscription_end_of_prepaid_term’

パラメーター :
$user_id Integer 定期購入がキャンセルされた人のユーザーID
$subscription_key String 定期購入がキャンセルされた定期購入キー

フック説明 : 定期購入がキャンされるされた後に、現在稼働している定期購入が終了する時に実行されます。例えば、毎月更新の定期購入を3月1日に購入していた人が、3月15日にキャンセルするとその時に’cancelled_subscription’が実行され、購入完了している定期購入が終わる4月1日に’subscription_end_of_prepaid_term’が実行されます。バーチャルな商品、例えば会員費用などを定期購入で利用されている場合は’cancelled_subscription’フックよりも、このフックを使ったほうがいいです。’subscription_end_of_prepaid_term’フックは内部的にキャンセルの際のユーザーの権限を変更に使われています。


アクションフック名 : ‘subscription_expired’

パラメーター :
$user_id Integer 定期購入の有効期限が切れているユーザーID
$subscription_key String ユーザーアカウントでの有効期限が切れている定期購入キー

フック説明 : 定期購入を購入した時に設定されている期間が満了した時に実行されます。このイベントはWooCommerce Subscriptionsがcron-jobによって有効期限が切れているそれぞれの定期購入に対して、また決済プラグインによってWC_Subscriptions_Manager::expire_subscription()関数から直接実行されます。


アクションフック名 : ‘subscription_put_on-hold’

パラメーター :
$user_id Integer 定期購入の所有者のユーザーID
$subscription_key String 保留にされた定期購入のキー。

フック説明 : 定期購入が保留(一時停止)された時に実行されます。定期購入が捕虫される時とは以下です。

店舗管理者が手動で定期購入を一時停止した時。
購入者がアカウントページで手動で定期購入を一時停止にした時。
(定期購入が自動更新で一時停止になった際に、次に手動で支払いが行われるまで一時停止することもあります。詳細は定期購入の更新ガイドをごらんください。)

入院と結石と私〜2016 中編

入院と結石と私〜2016 中編

どうも、田中です。病院から書き込むという事態になっております。(笑)
なんだか、書いていたら結構な長文になっていました。ご容赦を。

尿路結石に苦しまされるだけならいざしらず、なんとインフルエンザにも苦しまされるという、とんでもない状態になってしまいました。泣きっ面に蜂とは、こういうことを言うのかなと心折れながら手術を待っております。そうなんです。本日再手術です。

さてさて、前回どこまで書いていたっけ?

そうそう、広島で痛みが出て、その後病院に行ったという話ですね。病院に行きましたら、Y先生から「これは、大きいね。もう、今日手術しちゃう?」的なナンパされるような感覚で手術を促されてしまって、一瞬「はい?」という状態だったのですが、「ナンパされる人はこんな風な感じだったのか?」とか、わけの分からないことを考えながら「早めに治るなら、さっさと手術した方が良いか」と思って手術しました。その手術が以下の手術です。

体外衝撃波結石破砕<ESWL>

簡単に説明すると、体の外(背中の下腹部)から衝撃波を毎秒1回程度で約1時間当て続けるという手術というか処置というか。一応れっきとした手術です。衝撃波を当てられる時の感覚は、背中にゴムパッチンされているような感じです。痛みに関しては個人差が激しいようで、私はまあまあ痛かった方なのか、最初は全然だったのですが、30分ぐらいしてくると急に痛くなってくるという、奇妙な痛み方を体験しました。やはりこの痛みに対しては個人差が激しいようで、先生曰く「痛い人は痛い、痛くない人は痛くないよ」と当たり前なんですけど、納得できるご説明を頂きました。

で、手術が終って、通常であれば半数以上が、結石が砕けて、オシッコで出てくるのを待つという状況なのですが、、、、。日頃の行いが悪いのでしょうか?見事にちょっと削れただけであまり変わらずで、強力な痛み止めを連日使って仕事をするという、集中力も持続できないし、痛みで睡眠時間も少ない上に薄いしという状態を1週間ほど我慢して病院に行った所、「こりゃ、硬いは。もう次の手術するしか無いね。」とあっさり『経尿道的尿管結石破砕術(TUL)』を実視することが決定。その準備として、『尿管ステント留置術』という手術をうけることになりました。また、こちらも、前回のナンパ的対応と同じ「今日やってく?」みたいな感じでその日にすることに。

尿管ステント留置術関連情報

これが、ちょっとだけ誤算。手術自体は予想通りの痛さだったのですが、手術は普通簡単に10分ぐらいで終わるらしいのですが、約40分ぐらい?先生二人で「おかしいねえ〜」「なんでかな~」とか言いながら手術。そうなんですよ、局部麻酔なので先生たちのやり取りが聞こえて、先生たちの実況中継付き。まあ、原因は手術の初期の段階で判明したのですが、私が大腸全摘手術をしていて、大腸って内臓の中では結構デカイものなので、それを全部取っちゃうと内臓の配置がやっぱり少し変わっちゃうんですね。それで尿管が通常なら真っ直ぐなのですが、グネグネ曲がっているということなんです。

「こうかな?こっちからかな?」「あ、先生痛い!」とかの艶めかしいやり取りをやりながら、最後に貫通した時は「おおおお!いった!」等と先生も喜ぶ始末。笑 現場で医者と患者の一体になった手術でした。爆

で、なんとなく予測できる方は出来るかと思うのですが、この処置は通常あまり副作用がないのですが、尿管が曲がりくねっている私の体では、予想はしていましたが、副作用として背中に激痛が走り続けるという事態が。手術後数日は特に問題なかったんですけど、ちょっと経ってからでしょうか、急に背中が痛くなって、ただの年で背中が痛む(40代超えた人には経験者が多いかと思います)のかなと思って、最初はシップを貼ったりしていたのですが、全然治らないし、加えて不思議な現象が。お昼起きている時は痛みが弱まってきて夜頃には少しの違和感しかなくなるのですが、一晩寝ると起き上がれないほど痛くなるという。最初は「俺は寝相がそんなに変なのか?」とか思ったのですが、ググってみたら尿管ステントが原因での背中痛があるとあったので、病院に電話して翌日に病院で検査を受けることに。ただ、この病院に検査に行くという事自体も次の悲劇の引き金に。(T_T)

それはさておき、病院で検査をしてもらったら、立っている時と寝込んでいる時で尿管の形が変わってしまっているようで、それで夜の間に悪化して痛むという。こんな所で昔の大手術の隠しワザが出てくるとは。これも、大腸が無い私特有の問題でして。まあ、手術する予定だし、それまで我慢しようかということで、痛み止めをもらって手術を待つことになったのですが、痛み止めをもらってもある程度は痛いわけで、睡眠もやっぱり浅くなってしまって仕事の集中力は低下しまくるという。手術するまでにやっておく予定の仕事が遅々として進まず。はい。この部分は納期が遅れてしまって、お詫びをさせて頂きました方々への言い訳です。すいません。m(_ _)mあと、ご理解頂いております皆様への感謝でございます。

そして、手術日の前日になったので入院することになったのですが。なんか、喉が少し痛いなと。急遽マスクをして、入院して先生にも「ちょっと喉が痛いので」と伝えた所、「腫れているね、風邪かな。」と言われて、「ちょっと困ったな〜」と。「ん?」と私が思っていた所、今回の手術は全身麻酔なので、息を自分で出来なくなるので人工呼吸器を付けるんですね。その時に喉が腫れていると人工呼吸器の喉に付ける部分が付けれないらしいんですよ。そうなると、半身麻酔で手術をしなくてはいけないらしくて、どうする?と。先生曰く「やったこと無いから分からないけど、痛い人は痛いと思うけど、痛くない人は痛くないと思うよ」とこれまた分かりやすい説明を受けて、私もこれ以上仕事が遅れるのも辛いと思って「我慢しますので、手術をお願いします。でも、本当に痛くなったら途中で止めてね。」という形で同意して手術をする方向で話が進んだんです。これだけでも、運が悪いなあ〜と言う感じなのですが、これだけで終わらないのが、ここ最近の私の不運さ。熱が何故か下がらないんですよ。37.5ぐらいだった熱が38.1ぐらいまで上がって、念の為にインフルエンザの検査もしてもらったのですが、入院当日は陰性。喉も腫れているので、ちょっと違うかなと。

と、痛みをガマンしないといけないと自分に言い聞かせつつも、熱が下がらずちょっとしんどい上に、背中の痛みが容赦なく襲ってきて、「でも負けない」とか思って翌朝になって、念の為のインフルエンザの再検査を行ったら『B型陽性』。(T_T)先生曰く「そういえば、この前診察に来た時、インフルエンザの患者さんが病院にすごい数来ていたんだよね。感染したのは、その時かな。」と。確かにその日は病院に行ったのに、3月だからと油断してマスクをしていなかった。今年のインフルエンザは3月も流行していたのでした。(T_T)

「インフルエンザだと、院内感染対策上、手術もできないし入院もできないから今日帰って。」と。私のあの固い決意も虚しく、すぐさま自宅療養へ。しかも、今回のインフルエンザ、高熱はある程度すぐに下がったのですが、微熱が収まらず。しかも、自宅の隔離部屋ので、子供達が近くにいるのに一緒に遊べないという悲しい時間。その上、背中の痛みが続いているしで、何も出来ないまま5日ほど病床に伏せっておりました。しかも、後半は血尿も出始めるし、心身喪失状態。1週間ほど寝たままだと、足の力も落ちてきて少し移動するのもしんどいという。一度、神戸に打合せに行くだけど、息切れするわ、血尿がひどくなるわで。でも、仕事もしなくてはいけないし。とあまり頭の使わない仕事をメインで1日ほどこなしつつ、再入院へ。

と本日に至るという感じです。
言い訳ですが、ほぼ1週間以上仕事らしい仕事が出来ていないかと。通常一日寝る時間と家族と過ごす時間以外は全て仕事をしているので、この仕事できない時間における損失はなかなかデカイものです。

本日、全身麻酔で手術が出来るのか、半身麻酔になるのか、まさにどういう形で手術するのか全くわからない状態です。

お分かりかと思いますが、今回のブログ、ご迷惑をお掛けした皆様へのお詫びも込めて、ある程度詳しく書かせて頂きました。こんな私ですが、手術が無事に終わった暁には、全力で対応致しますので、ご理解の上、よろしくお願い致します。

では、数日後に最終編になるはず、後編を書かせて頂きたいと思います。
それでは、しーゆー。